ボリス・ベレゾフスキー 商品

ボリス・ベレゾフスキー ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、第3番 (Rachmaninov : Concertos pour piano 2 & 3 / Boris Berezovsky - piano, Dmitri Liss - direction) [輸入盤・日本語解説書付]

ロシア人による21世紀のラフマニノフの演奏は如何に、という興味で購入した。購入してから気が付いたのだが、録音は実は7年も前の2005年8月で、かつ録音はフランスのメッツにあるホールで行われたものであった。ジャケットの作りはプラケースではなく厚紙の三つ折りタイプの結構凝ったものであり、MIRAREというレーベルがこの盤にかけた意気込みが伝わってくる。リス+ウラルフィル(UPO)という演奏者にはなじみがなかったが、解説によるとリス氏は1960年モスクワ生まれで1995年からUPOの常任指揮者をしている。UPOは1936年に創設され1992年に現在の名称になってからロシア以外でも知られるようになった楽団で、本拠地はウラル地方の中心地エカテリンブルクにあるとのことである。日本でも演奏をしたと書いてあるが残念ながら私は知らない。
聞いて直ぐに分かるのはその演奏スピードの速さである。私にとってこれらの標準演奏ともなっているアシュケナージ+プレヴィン盤と比べると、2番は各楽章で1分以上、3番は2分以上も早い。ベレゾフスキーの演奏は滑らかで細やかでサラサラと流れる清流を見るような(その分淡白な)印象があり、あの体格からパワフルなラフマニノフを予想していたので意外感が大きかった。そのような訳で、過去の名盤を出し抜いて自分の新しい標準となるというまでには至りませんでしたが、素晴らしい演奏と録音、装丁であり★4つと評価した次第です。 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、第3番 (Rachmaninov : Concertos pour piano 2 & 3 / Boris Berezovsky - piano, Dmitri Liss - direction) [輸入盤・日本語解説書付] 関連情報

ボリス・ベレゾフスキー リスト:超絶技巧練習曲集(全12曲)

横山幸雄氏のトランセンデンタルを「流麗」とするなら、ベレゾフスキーのそれは「重厚」という感じ。また独特のダイナミクスやアゴーギクが出現してベレゾフスキー独自の世界を作っていますね。

ただ、同じロシア人でもベルマンやキーシンの演奏に比べると、鍵盤を弾き倒すロシアン・ピアニズムを継承していながら、ピアノに歌わせる部分が弱いような気がしました。

それでも迫力ある印象的な演奏であることは、間違いありません。ベルマン、キーシンに続いて横山氏と同率3位といったところでしょうか。

なお「You Tube」にベレゾフスキーの、ライブによる1〜12番すべての映像がアップされていました。指の動きをはっきり見ることが出来ます。そして鼻やアゴから滴り落ちる汗が、この曲の最高難度を物語っているような気がしました。本CD購入の前に観てみると良いかもしれません。 リスト:超絶技巧練習曲集(全12曲) 関連情報

ボリス・ベレゾフスキー 諏訪内晶子Best Crystal

さすがにBEST盤だけあって、良い選曲。
演奏もオーソドックスで雰囲気が良い。
人間的にも成長を遂げた、進化した諏訪内。
高音の切れ味も鋭く、濃厚な演奏。
世界の大御所の仲間入りを果たした。そんな演奏だ。

彼女が使用しているヴァイオリンは1714年に製作されたストラディバリウス名器「ドルフィン」。
その奏でられる音質はとても興味にそそられる。

しかし、その音色は好みに分かれる所と言った感じか?

一概に名器だから音が良いとは言えない気がする。 諏訪内晶子Best Crystal 関連情報

ボリス・ベレゾフスキー クラシック・ベスト200

子供に色々な名曲を知って欲しいと、いろんな名曲集を試したのですが、どれも選曲が今いちで満足していなかったところ、このCDをレンタルで借りたら、子供に聞いてほしい名曲が勢ぞろいしていて、音も綺麗で大満足。 結局、購入しました。  クラシック・ベスト200 関連情報

ボリス・ベレゾフスキー ショパン:練習曲集

ベレゾフスキーの若い頃の録音。他のピアニストの演奏と比較すると、それほど演奏スピードが速くない。そのため、音が聴き取り易く、わかりやすい。ポリーニの演奏は雲の上の存在という感じがするが、ベレゾフスキーの演奏はとても親しみを感じられるのではないだろうか。 ショパン:練習曲集 関連情報