いしかわじゅん 商品

いしかわじゅん THE BEST OF RIVAL PLAYERS

四天宝寺CDを全て購入したので、それぞれに感想を書きたいと思います。

千歳千里は、良い意味で多少懐かしい、ロック的なニューミュージックといった感じでした。

行き過ぎない色気と気怠さがバランス良く、曲も一般的で聴きやすいです。(行き過ぎ色気例→忍足●士のバレキス…笑)。

いかにもそのキャラソンです、という押しつけがましさもなく、漠然と千歳らしい曲だと感じる雰囲気がとても良いと思いました。

四天宝寺CDは全体的に「声優さんのファン」ではなく「キャラのファン」に向けて…と意識しているのか、声優さんが声優さんとしてではなく、そのキャラになりきって歌っている「良い意味でのキャラソン」といった印象が強く、とても好感が持てます。 THE BEST OF RIVAL PLAYERS 関連情報

いしかわじゅん 三州三河みりん 700ml

おいしさにびっくりです。
安全な原材料で、料理がおいしくなるので大満足です。 三州三河みりん 700ml 関連情報

いしかわじゅん 漫画ノート

傑作評論集「漫画の時間」以来、12年ぶりのマンガ評論集。項目数は約190、440ページという大部の本です。

「才能/表現のあるものが好き」「本当のことを言わずにいられない」という2つが、マンガ評論やエッセイを書いているときの、いしかわじゅんさんの一貫した姿勢です。同業者への遠慮だのなんだの、ふつうなら見合わせるんじゃないかと思うようなことも、すっぱりと書いてしまうあたりが読者の信頼を勝ち得る理由の一つではないかと思います。

2段組で440ページの内容は圧倒的で、(特にマイナーな)マンガを取り上げてその面白さを語るときの安定した語りくちは、平易でありながら鋭く、いしかわさんが、今の時点で一番面白く、信頼できるマンガ評論の書き手であることは間違いありません。ほとんどのマンガ評論が、マンガそのものよりつまらない中、いしかわさんの評論が面白いのは、文章表現の芸や実作者視点からの解説もさておき、ご本人が誰よりも該博な知識を持つマンガ読み、マンガマニアであることから来るのだろうと思われます。マンガに対する深い愛情が、この厚い本を支えています。

項目数が多い中、ギャグマンガに関する長めの分析「<笑い>を手に入れるために」(P.90-)は、かなり力の入ったもので、ギャグマンガ好きなら、これだけでもこの本を読む価値があります。また、巻末に置かれた吾妻ひでおインタビューは、ギャグ漫画家いしかわじゅんと吾妻ひでおの立ち位置と80年代の「抗争」、2人のその後を知っている人にとって納得の「締め」と思います。

残念なのは、それぞれの項目に初出がないこと。リライトされているとは言え、やはり初出がないと、文脈がわからない部分もありますし、12年間に状況も大きく変っています。また人名索引だけでなく、作品名索引も付けてほしかったところです。いしかわさんはご自分のウェブサイトをお持ちなので、そこで初出を公開していただけたら、資料としての価値がより高まると思います。 漫画ノート 関連情報



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