恋泉 特装版 (B's-LOG COMICS) (B’s LOG Comics)
とある本の挿絵で一目惚れをしてから、皇なつきさんのファンになりました。
漫画も前々から買ってみようと思ってましたが、冊数が結構有るし、漫画だと絵よりもストーリー重視になるのでどうしようかな〜と悩んでいた所、この特装版を見つけて購入を決めました。
面白いです。絵は変わらず繊細かつ綺麗ですし、表情も柔らかくてうっとりします。 心配だった内容ですが、これまた杞憂に終わりました。
正直ラブストーリー物は苦手だったのにもかかわらず、何度も読み返してしまいます。一番好きなのは恋泉かな〜。
漫画としても充分面白いですし、画集と言ってしまっても過言ない位美しいと思います。 未読な方は買って損はしないかと。
ただ、落ち着いたお話メインなので、派手なバトルや意外性のある話が好きな人にはあまり向かないと思います。
しっかり創られた中国物が好きなので、こういう作品がもっと増えて欲しいです。
今回良かったので、他の本の購入も決めました。
恋泉 特装版 (B's-LOG COMICS) (B’s LOG Comics) 関連情報
もともと中国物の物語は描写がざっくりとしていることが多い。
田中氏が好んで書く中国物もそれを踏襲しているようだ。
これは翻案であり氏のオリジナル作品ではないが、
やはりそのスタイルで描かれている。
最近くどい描写が目立つ栗本薫あたりが書いたら、
5冊でも足りないのではないか(笑)
あまりのめり込んで読む類の話ではない。
どちらかというと歴史の流れを上から俯瞰している感じ。
だからといってつまらないわけではなく、
ひたすら読みやすく書くことに徹している作品。
運命 二人の皇帝 痛快世界の冒険文学 (18) 関連情報
お江戸が舞台の怪異+人情噺、割合ゾッとした感じの話が5編。どれもそこそこの長さで読ませます。原作を読んだのはもう相当前になるので(なにしろ単行本は出たのが12年前ですあやし―怪)すっかり忘れて楽しめました。
正直、同じ有名作家の小説の漫画化である「黒猫の三角」は私にはイマイチだったのですが、歴史ものはいいですね。和ものをもっと描いていただきたいです。
お江戸ふしぎ噺 あやし (怪COMIC) 関連情報
森博嗣の新シリーズ。新キャラの紹介とラストの意外さのためにあるといっていい作品。それにしても、この展開には感心させられました。前作に比べて、ややミステリーっぽさが弱く、一条ゆかりの「有閑倶楽部」っぽい雰囲気。森さんのクールな雰囲気が好きなのですが、ドロドロした男女関係がテーマのシリーズらしく、星3つです。 黒猫の三角 (バーズコミックススペシャル) 関連情報
双界儀の世界観にハマった人に超おすすめ!ゲーム版のシナリオにかなり肉付けされてます。例えば真武居が荒覇吐を手に入れる過程やみづほが防除班に入るいきさつ、その後立科にされた人体実験等々ゲーム中では語られることがなかったシナリオが追加されています。またゲームにある場面でも台詞が追加されていて意味不明度が減り分かりやすくなっています。小説を読むとゲームは不完全な出来と感じるくらい練り込まれてます。またキャラ達のその後が最後に書かれておりゲームでは名無しで終わった水見君の名前が明らかになります。必見!!(…と思ったらスタッフロールで出て来るんですね。でも名前の理由が書いてあるので…やっぱり必見!?) 双界儀 (ASUKAノベルス) 関連情報