マルチタスク 商品

マルチタスク クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

"The goal"の最後にゴールドラットは"how come the project never finishes on time"と現代のプロジェクトというタスク単位が納期を守れない事に着眼点を置きます。これに対しての分析とTOCによる解決方法がこのCritical chainに書かれています。自分はSEという職業柄常に複数のプロジェクトを見ていますが、面白いほどゴールドラットのプロジェクトの分析は的を得ています。今後自分がプロジェクトを管理する立場になった時は是非ゴールドラットのTOC理論を当てはめてみたいと思います。 クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか? 関連情報

マルチタスク 30日でできる! OS自作入門

本書では、決して初心者向けでは無いハードウェアであるPC/AT互換機(つまりパソコン)をターゲットにしてOSをフルスクラッチで開発する手段を公開し、そこで必要となる各要素を実践を通して学べるように書かれた本です。OSの書物といえば、一般的にはかなり敷居が高くなりますが、この本の敷居はそれらに比べて格段に低いと言えます。

但し敷居を下げるために、文章がくだけていたり、あるいは萌えという程ではないものの、女の子もイラストで出てくるような内容ではあります。こういう書物に抵抗があると、読み進めるのが辛いかもしれません。

OSの技術を解説するよりも、とにかくOSを一から作って動かすという方に重点を置き、通常OSの本で書かれるべき項目がいくつか省かれています。ですので、OSそのものを深く学ぶ目的で買う本では無いでしょう。しかし、その割り切りをしなければここまで敷居が低くはならなかったと思いますし、その目論見は私は正しいと思います。

この本はOSそのものを学ぶというよりは、”OSをつくる”という知的好奇心を満たし、その中でカーネル寄りのプログラミングを体験するための本だと思います。

敷居が低く、しかも実践的なOSの書物という難しい事柄が実現された本としてお勧めです。 30日でできる! OS自作入門 関連情報

マルチタスク 仕事を遅くする7つの常識―「やめる」だけでスピード10倍アップ (リュウ・ブックス アステ新書)

「常識」 にこりかたまっているひとはこの本に新鮮さを感じるのかもしれないが,それほどスゴいことが書いてあるわけではない. また,この本に書いてあることを単純に信じてもうまくいかないだろう. 要は常に自分のあたまでかんがえることが重要であり,この本にあることが適切なときにはそうするのがよいということだ. 仕事を遅くする7つの常識―「やめる」だけでスピード10倍アップ (リュウ・ブックス アステ新書) 関連情報

マルチタスク 最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント

経験をつんだプロジェクト・マネジャであれば、いくつかは暗黙知として実行しているはず。プロジェクトの全体最適化を、言葉と絵で、論理的かつ体系だてて、わかりやすく説明している点が買いだと思う。精神論的なところはあるんだが、確かに、進捗の問い方ひとつで、答えが変わってくる等は理解できる。ことさら難しい用語を使わなくともプロジェクト・マネジメント(著者曰く、プロジェクト経営)の本質を語っているところが良い。ただ、あちこちで、ゴールドラット博士の名とともに、CCPM、TOCのすばらしさを連呼(?)しているのには閉口。ちょっとウザかったりする ・・・

巻頭のスゴロクは秀逸!苦笑い必至。

それにしても、どこプロジェクトでも同じような辛酸をなめてるんだなぁ 最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント 関連情報