若様が、常人とは違う何か大きな器がある人物のように感じられ、
非情にかっこよさを感じました。
若様周辺の人物たちも個性的で、読後感のよい時代小説で楽しめました。
お江戸の用心棒〈上〉―右京之介助太刀始末 (双葉文庫) 関連情報
30人の著者による珍しい本。
なこかのコンピレーション・アルバムみたいです。
非常に短い様々な作品が集まっていて、まるでカタログのようにそれぞれの作家の持ち味がわかります。
知らない作家に触れることができるし、ひとつひとつがとても短いので、読書につきものの“疲れ”がないです。
もっとこういった短い短い小説があってもいいと思います。
続編、出ないかな
ひと粒の宇宙 (角川文庫) 関連情報
まず文体の歯切れが良い。主人公の剣道に打ち込む姿、思春期の性へ憧れ、澱んだ青春の一場面など、とてもさわやかに活写されている。著者の作品には純粋で明るい女の子が登場するのも特徴だ。そして著者の作品は実体験をもとに描かれているようなので、読むものに与える感動も大きい。この本を高校時代に手にしたときから著者の作品、そして著者の大ファンとなった。著者の本を読むたびに自分の人生に多大な影響を与えられた思い出がある。時を経て今読んでも感動は変わらない。 九月の空 (角川文庫) 関連情報