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橋本潤 商品

橋本潤 消えゆく同潤会アパート 同潤会が描いた都市の住まい・江戸川アパートメント (シリーズ らんぷの本)

日本の建築文化に興味があるので読んでみました。
著書は主に江戸川の同潤会アパートメントを中心に解説され、同潤会の歴史やそこで暮らした人々の生活が書かれている。戦前と戦後をまたがる日本のおもに文化的な暮らしをしていた人たちの暮らしが伺われ、とても興味深かった。
昭和レトロのインテリアに興味がある人にもおすすめ。 消えゆく同潤会アパート 同潤会が描いた都市の住まい・江戸川アパートメント (シリーズ らんぷの本) 関連情報

橋本潤 餓狼 MARK OF THE WOLVES

ネオジオ音調なので音質はPSより劣るものの名曲揃いなのであまりきにならないし、KOF2001〜2002のような絶望的な音質でもない。アレンジサントラでないんすかねぇ・・・。 餓狼 MARK OF THE WOLVES 関連情報

橋本潤 大魔神 [DVD]

*レビュー掲載後追記:
【以下レビューは、北米盤Blu-ray(ASIN:B008L0YMSW)に対するものですが、Amazon.co.jpが、勝手に他メディアにも転載しています】

倒産(1971年)へのカウント・ダウンが静かに、しかし着実に始まっていた昭和41年(1966年)に、大映は、ほとんど最後の輝きを放つといった感じで、1年の間に3本という驚異的スピードで傑作シリーズを作り上げた。決して全面に出さないものの、緻密で完成度の高い特撮技術と品格と重厚さを持つ時代劇という、同社が培ってきた伝統を融合、最大限に生かして放った『大魔神』3部作がそれ。パウル・ヴェゲナー版、ジュリアン・デュヴィヴィエ版など、サイレント期から何度となく映画化されているユダヤの「ゴーレム伝説」にヒントを得て、日本流の土着的信仰に置き換え、時代劇へと翻案した傑作だ。安田公義、三隅研次、森一生といった大映時代劇の第一級監督たちが演出に当たっていることからも、大映が、単なるプログラム・ピクチャー以上の気合いを入れていたかがわかろうというもの。そして、実際に、3作品とも水準以上の質を保っている。

大映の社長、永田雅一は、第1作目の公開時(『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン [Blu-ray]』との併映)、朝日新聞全国版に1ページ広告を出し、「日本映画は必ず復興する」という一文を掲載した。その永田氏の言葉は、斜陽になった日本映画界への鼓舞という以上に、末期状況にある自社への思いが込められ、また、満身創痍の自分に言い聞かせる言葉でもあったろう。残念ながら、永田氏の言葉もむなしく、大映は倒産へと向かうのだが、それでも、そんな状態で作られた本シリーズには、大映の緻密な映画作りの底力を見せつけられる思いがするのだ。

本Blu-rayは、米Mill Creek Entertainmentが、角川映画(=大映)からライセンスを受け、3作品を2枚のディスクに収めて発売したもの。角川映画としては、『ガメラ トリロジー 平成版ガメラ3部作収録 Blu-ray BOX (PS3再生・日本語音声可) (北米版)』に続く嬉しいセットだ。惜しくも倒産した米AD Visionが、2002年にDVDを発売して以降、アメリカでは本シリーズの正規盤は流通していなかったので(その際は、2作目の英題は"Wrath of Daimajin"だった)、Blu-rayでの再登場は、まさに満を持したものと言えるだろう。大映が誇る、と言うよりも、日本が誇る、この傑作シリーズが、デジタル時代に最高の形で世界に知られるようになったことは一映画ファンとして嬉しい。

【Disc1】

●"Daimajin"(原題『大魔神』)

戦国時代の丹波。国は、城主、花房忠清(島田竜三)によって治められているが、家老の大舘左馬之助(五味龍太郎)率いる一味が謀反を起こし、忠清を殺して城を乗っ取ってしまう。幸いにも、近臣の小源太(藤巻潤)の機転で、忠清の幼い兄妹の忠文と小笹は城から逃げ、土地の守り神である武神像のそばの洞窟に身を隠す。それから10年。逞しく育った忠文(青山良彦)と美しく育った小笹(高田美和)は、いつかお家の再興をしようと考えているが、大館一味の魔の手が彼らに伸びようとしていた…。

大怪獣ガメラ [Blu-ray]』の湯浅憲明監督によると、『大怪獣ガメラ』の完成試写後に、永田社長は「(次は)大ダコが暴れる時代劇はどうだ」などと言ったそうだ。まさしく、その言葉通り、特撮と時代劇を融合させたのが本作。シリーズの記念すべき第1作だ(と言っても、当初は、シリーズ化するつもりではなかった)。冒頭の謀反劇から、『山椒大夫 [DVD]』のような逃走劇へとつながる前半は実にテンポよく、かつ丁寧に描かれ、時代劇の勘所を押さえた、さすが安田監督の手だれの演出という感じ。そして、後半の大魔神が動き出し暴れ回る特撮部分への移行が実にスムーズだ。

●"Return of Daimajin"(原題『大魔神怒る』)

戦国時代。美しい八雲の火口湖の岸に、名越一族とその本家、千草一族が平和に暮らしている。彼らは、湖の真ん中にある神ノ島に、武神像を祀り、一族の平安を祈って来た。そんなある日、武神像の顔が赤く染まり、一族の者は、不吉な出来事が起こるのではないかと心配する。そして、その心配は、隣国の領主、御子柴弾正(神田隆)一味が千草に攻め入って来るという形で的中する…。

前作の大ヒットを受けて作られた第2作目(併映は『座頭市海を渡る [DVD]』)。職人でありながら、同時に独自の美意識に貫かれた作品で有名な三隅監督が、全編、祈りに満ちたような(藤村志保扮する小百合の祈る姿が印象的だ)静謐で端正な演出で描いた逸品に仕上がっている。本作における大魔神は、水の守り神という設定から、『十戒 [Blu-ray]』の海が割れるシーン同様、割れた湖の間を悠然と歩くなど、(ミニチュアでは表現が難しい)水を使ったより挑戦的な特撮が試みられているのが観どころだ。

【Disc2】

●"Daimajin Strikes Again"(原題『大魔神逆襲』)

瓜生の村人たちが、近隣諸国の制覇を目論む荒川飛騨守(安部徹)に捕らえられ、地獄谷での火薬工場作りをさせられる。地獄谷から命からがら村に逃げ帰って来た木樵の三平の話を聞いた鶴吉(二宮秀樹)を始めとする4人の子どもたちは、地獄谷へ行き、捕らえられている村人たちを助け出すことを思いつく。しかし、それには、古くから武神像が祀られている禁忌の山を通り抜けねばならなかった…。

シリーズ3作目にして最終作。森監督の強い意向で、子どもの観客向けに、子どもたちを主人公にした童話的な傾向の強い作品になっている。前2作と違って、子どもが主人公ということで(このあたりは、『大怪獣ガメラ』シリーズと同じ道を歩んだことになる)、ドラマ部分は、単調にならざるを得ず(基本的には、地獄谷へと向かう4人の行程)、(丁寧ながら)若干冗漫。その代わりに、本作での大魔神は、吹雪の中で大暴れするという、画に荘厳さと詩的な美しさと雰囲気が与えられていて実に素晴らしい。残念ながら、興行的には振るずに、シリーズ打ち止めの原因となってしまった本作だが、しかし、シリーズが粗製乱造になる前に止めたのは結果的には良いことだったのかもしれない。

本シリーズ共通の基本プロットは、悪人が悪政を行い、善良な民を苦しめた揚句、大魔神の怒りを買って滅ぼされるという、絵に描いたような勧善懲悪もの。我慢の限界まで引張って、大魔神を登場させるまでの呼吸が素晴らしい。そして、大魔神が登場してからの圧倒的なカタルシスとスペクタクル。スモークを焚いて、ドラマ部分と特撮部分の画面の質感を統一したというだけあり、大魔神(約5mという大きさの設定もいい!)が暴れまわる姿が、どこまでも恐ろしく、リアリティに溢れている。『ドラゴン怒りの鉄拳 エクストリーム・エディション [Blu-ray]』の館長役でも有名な橋本力が、大魔神の中に入り、充血した目の動きだけで怒りを表現しているのも大したものだ。とにかく、世界に誇るべき真にユニークで、特異な特撮シリーズなのは間違いない。

本Blu-rayは、2009年に、角川映画から発売された日本盤(『大魔神 Blu-ray BOX』)と同一のマスターを使ったもの。35mmオリジナル・ネガからローコントラスト・プリントを焼き、そこから丁寧にHDテレシネ(カラコレ=色補正も)、レストアされた極上のHDマスターだ。深みある発色、ディテールの細やかな表現ともに文句なし。2ch DTS-HD マスター・オーディオ音声には、日本語と英語吹替えが収録。若干ノイズがあるようなところもあるが、全体としては問題なし。おまけに、"Daimajin Strikes Back"の英語吹替えは、今回の発売のために新録されたという気合いの入れよう。3作とも、なかなか良く出来た英語吹替えで、日本語との比較も面白いだろう。英語字幕はON/OFF可なので、完全に日本版として楽しめるのもありがたいところ(ただし、パナソニックの一部のBlu-rayプレーヤーでは、メイン・メニューでの英語字幕OFF設定が出来ず、ポップアップ・メニューでしかOFF設定が出来ないようだ)。

【Disc2】には、特典として、日本盤に収録されていた予告編及び撮影監督・森田富士郎氏による各作品のメイキング解説映像がHDで収録(日本盤では、各作品のディスクに収録されていたが、本Blu-rayでは3つのメイキング解説映像―それぞれ、約28分、31分、28分―をまとめている)。自身のキャメラマンとしてのキャリアと技術論、大映社史、『大魔神』シリーズの裏話を森田氏が縦横に語っていて、映画ファンには興味がつきない。日米合作の『あしやからの飛行』(北米盤DVD-R"Flight from Ashiya [DVD]")製作のために来日した『ベン・ハー 製作50周年記念リマスター版(2枚組) [Blu-ray]』の特撮監督のアーノルド・ギレスピーが、大映の特撮技術の高さに驚き、自分は不要と帰国してしまったという逸話なども、大映特撮が世界的に見ても高い水準にあったことの証ということになるのだろう。

英語字幕翻訳も概して上手くまとまっているが、以下の数ヶ所が、ちょっと気になった。おそらく、角川映画側が提供した翻訳ではなく、現地での独自の翻訳だと思うが、森田氏の日本語が聴き取れなかったのか、明らかな誤訳や珍訳が見受けられる(固有名詞も変なところがある)。せっかく、森田氏の貴重な話を世界に発信するのであれば、角川映画の担当者が、もう少し、きちんとアドヴァイス、監修すべきだったのではないだろうか。

●"Return of Daimajinの特典映像 (22:27〜)

誤)「『十戒』がヒントだけれどもね」を"We wanted it to be more ghoulish"などと翻訳→ 正) "The Scene was inspired by "The Ten Commandments""

●"Return of Daimajin"の特典映像 (25:12〜)

誤) 「それはすでに『あしや(からの飛行)』でやった」を"This Technique was already used in the film "Shaka""と作品名を間違えて翻訳→ 正) "Flight from Ashiya"

●"Daimajin Strikes Again"の特典映像 (3:06〜)

誤) 「五反田(現・イマジカ)で、全部3層分解した」を"We oxidized the film in the Gotanda office"と現像行程を誤まって(「酸素分解」と聴き取ったのだろう)翻訳→ 正) "Three separate negatives were created at a film lab in Gotanda"

ケースには、紙のスリーブ・ケースを採用。日本盤とは違うアートワークを使っているのもなかなかいい。パッケージ裏の"Daimajin"の収録時間が、「73分」と記されているが、これは84分の間違い。日本盤と違い、2枚組になっている点など気になるが、特に圧縮の弊害なども感じられず、何よりリーズナブルな価格で、全体として、とても丁寧にパッケージ化されたセットだ。本Blu-rayは、北米盤ながら、日本と同じR-A仕様なので、日本のBlu-rayプレーヤーで問題なく視聴可能。

日本盤に手が出せなかった人はもちろんのことだが、すでに、日本盤を所有している人でも、英語吹替え、英語字幕が収録されているので、コレクションにはぴったりだと思う。当然星5つ!! 大魔神 [DVD] 関連情報

橋本潤 無次元 Mujigen

「骨」のレビューで、日本最高のロックバンドと書きました。その気持ちは変わっていませんが、相変わらず超重量級で超絶技巧な傑作なのですが、こういう良質なrockを4年に一度のペースで届けてくれるというのはほんとにうれしいのですが、他に代替できるBANDなんて世界中どこにもないんですが、それでもさすがにマンネリ感は否めない。地道にLIVEも続けてるし、こういう音楽に流行は無く、ときどき無性に聴きたくなるのも確かなんだけど…。
もちろん悪くは無い。一枚でも聴いちゃうと、他のも聴きたくなる。結構、タチの悪い音楽かも。 無次元 Mujigen 関連情報

橋本潤 消えゆく同潤会アパートメント 新装版 (らんぷの本)

昭和を懐かしむ心のある人におすすめです。同潤会アパートのコンセプトってすごかったんだなぁと思います。同潤会アパートすべてが取り壊されてしまったのは、ちょっと寂しいです。時代の流れと言えばそれまでですが・・・。 消えゆく同潤会アパートメント 新装版 (らんぷの本) 関連情報