個人投資家 商品

個人投資家 株式市場「強者」の論理

格付け情報やニュース記事・噂に載って投資してみたものの毎度上手く行かないと思う方は本書をすぐにでも開いて見るべきでしょう。大口と呼ばれる方達の裏手口が図表を交えて分かりやすく説明されています。またそうした手口で食い物にされやすい個人投資家心理を明かしてくれます。著者は説明に長けた方のようで、項目ごとにまとめの一文があったり、文章に続いて適切な図表説明が挿し込んであったり、字数も詰め込みすぎずで、通勤時の電車の中でもすぐ読めそうです。また自身の投資経験に基づいて語っておられるためだと思いますが、資産を増やすに当たっての説明は短いながらも説得力を感じました。 株式市場「強者」の論理 関連情報

個人投資家 実録・株取引 [投資家VS証券マン] [DVD]

株なりFXなりで負け続けている投資家(自分も含めて)がみると良いと思います。

何故自分が負け続けるのかというヒントをくれると思います。

自分にとっては良い作品だと感じました。 実録・株取引 [投資家VS証券マン] [DVD] 関連情報

個人投資家 一生お金に困らない個人投資家という生き方

吉川英一氏の本は、毎回、必ず読んでいます。今回も非常に面白くかつためになるので、夜中になにげに読み始めて、一気に読み終えてしまいました。

今回は、前回よりもデイトレードが加わっている点が大きく前進しています。500万の授業料を払って身に付けた、デイトレで勝つ方法が、惜しみなく書かれています。また実家が工務店で破産した時のお話、勤めていた都市開発のコンサルが破産したお話から、個人投資家への歩みのお話。以前の本にも増して、説得力のある筆致で迫ってきます。

不動産をある程度持つと、どうしても税金がしんどくなってきます。不動産のキャッシュフロー+トレードによる毎日の利益は、不滅の組み合わせです。不動産は農耕的、トレードは狩猟的ですが、両者に卓越した筆者ならではです。

サラリーマンはどうやってリスクヘッジすべきか。リスクを語る本は多いけど、具体的な方法まで書かれた本、不動産とトレードの両刀による稼ぎ方から外貨の安い買い方、自宅や自家用車をどうするかまでを指南した本は珍しいのではないでしょうか。

不動産や株の投資家、リスクヘッジを考える多くの悩めるサラリーマンの必読書と言えると思います。 一生お金に困らない個人投資家という生き方 関連情報

個人投資家 9割の人が株で勝てない本当の理由

「なぜ個人投資家の9割が株で勝てないのか?」と言う
タイトルから私が想像する内容とは少し異なっていました。

「9割が株で勝てないのか?」と言うからには…
毎年莫大な利益を日本のマーケットから掻っ攫ってる
海外の大手証券会社やヘッジファンドの存在、
そして彼らのえげつない情報操作など闇の部分に
斬り込んでいく事を期待していましたが、違いました。

そういった個人投資家が食い物にされている実態について
斬り込んでいく事をタイトルから期待していたのですが、
内容は学校の教科書や入門書のようなあっさりとした、
いい意味でも悪い意味でも綺麗で当たり障りの無いものでした。

証券会社側の人が「9割が負ける」という
自らのマイナスイメージとなりかねない事を言うのだから
暴露的な要素を含んでいると勝手な想像を膨らましてしまいました。

前以て言いますと、そういう驚きの要素を含んだ内容ではありません。
そういった内容を期待している人は期待外れになってしまいます。

私の想像はとは違いましたが、一通り最後まで読みました。
見易く内容も複雑では無いのでサラっと一気に読めます。

内容としては大まかに言うと信用取引の入門書です。
後半は、基本的なテクニカル分析について説明されています。

サブタイトルである「なぜ個人投資家は買いから入るのか?」が
本書のメインテーマと思って頂いて良いと思います。

既に信用取引の空売りを使いこなせている人にとっては
今更と言った内容ではありますが、とてもシンプルで見易く、
小難しい部分も無いので、初心者の人は好感が持てると思います。

テクニカル分析に関しましては、25日移動平均線などを用いた
本当に基本的な内容ですので初心者の人も理解し易いです。
(これを用いて勝てるかはまた別の話ですが…)

文章を見ていても著者の人柄の良さが滲み出ていて好感が持てました。
優しく一から教えてくれるセミナーに参加しているような気分になります。

これから信用取引をしようと思っている人にオススメの一冊です。 9割の人が株で勝てない本当の理由 関連情報