渡辺貞夫 商品

渡辺貞夫 和ジャズ・ディスク・ガイド Japanese Jazz 1950s-1980s

過去にジャズ批評やスイングジャーナルなどでも日本のジャズに関したものは出てましたが
レコードガイドに特化したものとしては初と言えるもの。
近年の和ジャズ再評価によってやっと実現したという感じです。
〜1980sとなってますがフュージョン系の掲載は少なめでモダン、ジャズロック、ジャズファンクや
一部のボサノヴァ、ヴォーカルといった内容です。
最初の数ページには初めて見る垂涎の帯付きレア盤があり目の保養にもなります。
オールカラーで約400枚、上下二段で1ページ2枚の掲載。
あとがきでも書かれてるように未掲載の作品もまだ多数あり、
売上によって続編も期待できるのではないかと思います。 和ジャズ・ディスク・ガイド Japanese Jazz 1950s-1980s 関連情報

渡辺貞夫 One for You: Sadao & Bona Live

ライブ盤として音質には期待していませんでしたが、最初の一曲目から
ノックダウンされそうになった位良いサウンドでした。
ホールの大きさや雰囲気が再現され、演奏も素晴らしいので聴いていてとても気分が良い一枚です。 One for You: Sadao & Bona Live 関連情報

渡辺貞夫 新地橋 (講談社文庫)

笑次郎、お捨の”超いいヒト”風味がシリーズが進むごとに感じられなくなりました。
その分うそ臭さというか作り物めいた作為が無くなり
各話のエピソードも、背景を現代に置換えても読み応えがあるような真実味を帯びた心情小説となっているように思います。
度外れて面倒見の良い木戸番夫婦にすら解決の糸口すら見つからない問題を抱えた市井の人々を、ただ話を聞いて受け止めるだけ。
それなのに読後は少し悲しく暖かい気持ちになれるような気がします。 新地橋 (講談社文庫) 関連情報

渡辺貞夫 Jazz Samba

渡辺貞夫さんといえば、私はパストラルの頃から聴き始めました。
以来、ファンでしたが、カリフォルニアシャワーが大ヒットした頃から、ちょっと売れセン狙いの印象を抱いてしまい、しばらくは遠ざかることに。
しかし、今なお現役として、ライブでご活躍されていることに畏敬の念を抱きます。
日本jazz界を代表する、崇高なミュージシャンであることに異を唱える方はいないと思います。
私が聴き始める前から大活躍されていたナベサダさん(親父もその名を知っていました)。
当時は、サンバも好んで演奏されていたようです。というか、このリズム感は今でもナベサダさんの持つ魅力のひとつだと思います。
とにかく、早いパッセージで押しまくる感じ。バックも日本人と思えないほど現地化?しています。
チャーリーパーカーが、サンバやボサノバおまけにビートルズナンバーを、軽く吹き流している感じ。フルートのパートはハービーマンみたい?
日本人によるjazzが、世界に通用することを証明できた素晴らしい作品だと思います。 Jazz Samba 関連情報

渡辺貞夫 The Coca-Cola TVCF Chronicles [DVD]

これだけたくさんのCM、権利を集めるだけでもさぞかし大変だったと思います。
個人的にavexというレコード会社自体好きじゃないけど、このDVDを発売することについては素直にすごいと思う。
昔のCMって本当に面白いと思うし(今のCMももちろん面白いけど)、当時の記憶とかもよみがえってくると思う。

これは楽しみです…!
The Coca-Cola TVCF Chronicles [DVD] 関連情報